135 コストコ成功戦略とダンスレッスン設計

コストコとMITSURUの関係性

コストコが日本で成功した理由を調べていると、とても興味深い点に気付きました。

それは、同じ「大型外資系小売」でありながら、なぜ
カルフールやテスコは日本市場から撤退し、コストコは成功したのかという点です。

一見すると同じような業態に見えます。
しかし、その結果を分けたのは戦略の違いでした。

結論を言えば、コストコは
「競合しない設計」
を選んだ企業でした。


既存市場に入った企業と、新しい市場を作った企業

カルフールやテスコは、日本にすでに存在していた総合スーパーと似た業態で参入しました。

つまり、日本の小売業が長年築いてきた土俵に
正面から入っていった形になります。

しかしコストコは違いました。

彼らは
「会員制倉庫型ホールセールクラブ」
という、日本にそれまで存在しなかった業態を選びました。

つまり、既存のスーパーと競争するのではなく、
そもそも競合しない場所を作ったのです。


商品数を絞るという戦略

商品数も大きく違います。

一般的なスーパーが数万点の商品を扱うのに対し、
コストコの取扱商品数は 約3,000点台

徹底的に商品を絞り込むことで、
物流や在庫管理のコストを大きく下げています。


会員制というビジネスモデル

さらに特徴的なのが 会員制 です。

通常の小売店は商品の利益で成り立ちます。
しかしコストコは 会員費そのものが利益の土台 になっています。

この構造があるため、
商品は 極端に低い利益率でも販売できる のです。


日本メーカーとの「すみ分け」

もう一つ重要なのが、日本のメーカーとの関係です。

カルフールはメーカーとの直接取引を強く求めた結果、
うまくいきませんでした。

一方コストコは、大容量商品や独自規格の商品を展開することで、
日本の既存市場と競合しない形の
「すみ分け」 を作りました。


テーマパーク型の買い物体験

そして何より、コストコは
単なる買い物の場所ではありません。

広い倉庫型店舗
珍しい海外商品
巨大サイズのフードコート

それらは日本のスーパーにはない、
いわば テーマパーク型の買い物体験 を作っています。


ここで気付いたこと

ここまで調べていて、私はあることに気付きました。

それは
自分のダンスレッスンとの共通点です。


一見すると同じダンスレッスン

スタジオのダンスレッスンは、端から見るとどれも似て見えます。

音楽が流れ、
インストラクターが前に立ち、
参加者がそれに合わせて踊る。

外から見ると、
どのレッスンも同じように見えるかもしれません。

しかし実際には
作り方が大きく違います。


フィットネス業界のプログラム型レッスン

近年、フィットネス業界では

ZUMBA

Les Mills

のような プログラム型レッスン が広がりました。

これは本部が振付や音楽を作り、
それをインストラクターが再現するシステムです。

どのスタジオでも同じ品質のレッスンが提供できる
というメリットがあります。


平均化されていくレッスン

しかしその反面、
レッスンは次第に 平均化 していきました。

経営側から見れば、

誰でも代わりができる
「規格化されたインストラクター」

がいれば成立する仕組みです。

究極的には、
映像レッスンでも成立するかもしれません。

つまりそこでは、
主役は 「人」ではなくシステム になります。


私は30年間、創作を続けてきました

そんな流れの中で、私は 30年間
オリジナルのダンスを作り続けてきました。

私のレッスンでは、
ステップや振付を 自分で創作 します。

そしてその動きを、
参加者が どう味わえるか を伝えるように解説します。


料理に例えるなら

料理に例えるなら、

私が作り手で、
参加者がそれをご賞味する方
です。

作った料理には真心があります。

そしてその美味しい味わい方を覚え、
味わえるようになった瞬間、

参加者はこう感じます。

「出来た!」

その瞬間が一番大切なのです。


人は可能性を感じたい

人はただ運動をしたいのではありません。

「自分にも出来るかもしれない」

という 可能性や希望 を感じたいのです。

だから私は、
レッスンの最後にこう言うことがあります。

「みんな上手になってきてますね、迫力ありますよ!」

この一言で、
参加者は自分の中に 小さな達成感 を感じます。

そしてその瞬間、
私の方も自然にこう思うのです。

「ありがとう」

創作したものを受け取り、
上手に踊ってくれたことへの感謝です。


創作があるから生まれる感情

プレコリオのシステムに
『模写』だけの心情 で仕事をしているなら、

そこにはこの感情は
生まれないかもしれません。

創作もなく、
食べ方も伝えられないシステム。

ただ再現するだけのレッスンには、

「ありがとう」

という 血の通った心の交流
生まれにくいのかもしれません。


コストコと同じ「設計の違い」

コストコも、
既存のスーパーと同じことをしていたら
成功しなかったでしょう。

しかし彼らは

そもそも競争しない設計

を選びました。


同じに見えても違う

端から見ると同じでも、

作り方が違えば体験も違う。

コストコがそうであるように、

私のダンスレッスンもまた、
同じように見えて実は違うものなのかもしれません。


皆様のご意見を聞かせてください

レッスンに参加してくださる皆様、
そして Udemyオンライン講座 をご覧の皆様。

私のダンス、
そしてこの 「独自の設計」 に対して、

どのような印象をお持ちでしょうか?

皆様の率直なご意見こそが、

私が次なる
「最高の一歩」 をエディットするための

何よりの糧となります。

ぜひ、
皆様の声をお聞かせください。

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